はじめまして、maenonです。
ニコニコでは「PON!の人」と呼ばれています。
最近色々と思うところがありまして、このような楽屋裏を用意してみました。
TOPに書いた通り、ここでは自分がニコニコに投稿した動画について、色々と動画内では書けなかった裏話などを披露していきたいと思っています。
本当はこういう話も動画内で完結させるべきだとは思うのですが、自分の意図した部分と視聴してくれた方々の感想が結構違うこともあったりして、自分の未熟さを思い知ったりします。
一度投稿した動画に手を加えて再アップするのは好きじゃないし、投稿者コメで補足を入れるのも蛇足になりそうな気がするので、だったらもういっそのこと裏話専用のチラシの裏を作ってしまえと。
大体そんな感じです。
さて、記念すべき第1回目のお題は現在投稿している「Rosenkreuzstilette グローラモードでオワタ式に挑戦」シリーズについて少々お話をしようと思います。
これはですね、オワタ式スピリティア編の挑戦のラストで「やるかどうかは未定」と動画内でのたまってましたが、実を言うと当時はまったくやる気はありませんでした。
理由は単純明快で、グローラの操作が苦手だったからです。
スピリティアの移動手段としてスライディングがありますが、あれは「方向キー下要素+ジャンプボタン」でできます。
これと攻撃ボタンがあればスピリティアの操作にはとりあえず困らないので、右手で操作するボタンは実質2個で済みます。
ところがグローラの場合、スライディングの代わりにダッシュがあるのですが、これは完全にダッシュボタンとして独立しています。
つまりグローラを扱うには攻撃ボタン、ジャンプボタンに加えてダッシュボタンの計3個のボタンを右手で操作する必要があるのです。
デフォルトだとダッシュボタンはPSパッドでいう「L1ボタン」に割り当てられている為、一概に全てのボタンを右手で操作するとは言い切れないのですが、手先が不器用な自分は左手で十字キー以外の操作をさせることなど端から諦めている為、ここではダッシュボタンは右手で操作するものという前提で話します。
で、この3個のボタンをどこに割り当てるか色々試行錯誤をしました。
真っ先に思い浮かんだのが、ロックマンXシリーズでゼロを操作していたときと同じ割り当てで、PSパッドで言うと「○ボタン=ダッシュ、×ボタン=ジャンプ、□ボタン=攻撃」というものです。
最初はこれで問題ないかのように思えました。
ところがグローラには「チャージ斬り」が存在した為、すぐにこの割り当てでは不都合が生じてしまいました。
どう考えてもチャージしながらダッシュができません。
「しまった!ロクゼロ方式か!」
というわけで第二案は「R1ボタン=ダッシュ、×ボタン=ジャンプ、□ボタン=攻撃」でした。
しかしこの案は最初から散々な結果で、人差し指が操作に加わったことによって混乱してしまい、大事な局面でダッシュジャンプのつもりがただのジャンプになったり、穴を飛び越えるつもりがダッシュでダイブしたりとひどいものでした。
これに加えてゼッペリンステージ1のボス、「壁」が鬼畜な難易度だったことや、当時のバージョンでは壁蹴りジャンプの操作が異様に難しかったことなどもあって、グローラモードに対して完全な苦手意識を持ってしまい、そのまま放置していたわけです。
ですが、日が経つにつれて次々とパッチが公開され、その中で壁蹴りジャンプの操作性も向上したということもあり、普通にクリアぐらいはしておきたいと考えて再びグローラモードの練習を始めました。
この時にボタンの割り当て第三案である、「×ボタン=ダッシュ、□ボタン=ジャンプ、R1ボタン=攻撃」を思いつくに至り、現在でもこの割り当てでグローラを操作しています。
そしてようやく普通にクリアする程度はできるようになったので、試しにオワタ式で遊んでみるかと、この時はまだ動画にして投稿とかは抜きで暇潰し程度に考えていました。
既にスピリティア編でこのゲームの回避パターンはある程度習得していたので、一部のボスを除いてグローラでもそこそこ順調に進んでいました。
しかし自分は甘く見ていました。グローラモードでのみ登場するボス、「BOSSスピリティア」の存在を。
比較的パターン化が容易なボスが多いこのゲームにおいて、このティアの存在はまさに悪夢としか言いようがありませんでした。
「スピリティアが倒せない」で1本動画ができてしまいそうなくらいに汚い花火を上げ続け、気付いたら貴重な休みを半分程費やした頃に完璧に心の折れた自分は、つい普段攻略の参考にしていた2ちゃんのRKSスレに愚痴をこぼしてしまったのです。
そして次のレスであっさり正体を特定されてしまい、そこから攻略談義を交えつつも、なし崩し的にグローラモードでオワタ式動画を作る空気になってしまいました。
というわけで初っ端から長々と書き連ねてしまいましたが、これがグローラオワタ式の誕生秘話とでもいったところでしょうか。
別に嫌々始めたわけではなく、むしろ慣れてきてからはノリノリで作成しています。
傍目にはただのマゾにしか見えないオワタ式も、実は上達にはこれ以上ないくらいの練習法でして、普段ダメージを受けつつもクリアできてしまう程度だと、何故ダメージを受けたかはあまり考えずになんとなくクリアできた、おしまい。で済ませてしまうものです。
ところがオワタ式の場合は同じミスをすれば同じところで死に続けるので、嫌でもそれを回避しようと努力します。
それを繰り返しているうちに自然と動きは洗練されていき、気付けばパターン化の構築が完了しているわけです。
自分のような下手の横好きが一丁前に「上手い」と言われるくらいの腕前に成長できたのはこういう理由なんですね。
ただし、ランダム要素の多いゲームについてはこの限りではないので、オワタ式のご利用はくれぐれも計画的に……
「縛り」とか「オワタ式」という言葉に敏感に反応する。
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